14人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「なぁ、どうして、他の子みたいに俺達に媚びようとしないの?」
住む世界が違うって・・・
「だって御曹司と、一般家庭で育った私達がいくら恋しても、家柄からして釣り合うはずもないから。
自分が傷つきたくないだけ。
話しかけてくれてありがと」
大人しいけど、自分自身をちゃんと持ってる女性だと思った。
俺は熊谷めむを自分の女にしたいって強く思った。
お昼に学食に3人で行けば、下級生からも騒がれる。
「秀、ずっと、隣の子としゃべってたな」
「優真、岳斗、あの子を落としたいって思う」
「「マジ」」
「俺が話しかけても、媚びるどころか、住む世界が違うからだって」
最初のコメントを投稿しよう!