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〜恋愛経験ゼロ?〜
「ってそんなこと聞いて!!恥ずかしいんだけど!!。そんな優吾こそ、居ないの?好きな人。あ、ちなみに、私は知ってるよ?。だーって、優吾言ってたやん。自分で。言葉を取り消すことは出来ないよ。やれやれ、自白したらどう?」
なーに。す、好きな人、できたことないし。
それに、僕は話を聞く専門。僕は恋愛をしないさ。
「な、なに。そんなの居ないし。僕は、聞く専門だからね」
奈緒は信じられないぐらいニヤニヤした顔で言った。
「まーだそんなこと言って。もう。後悔しないようにね。それに、優吾の恋愛の悩みは、私が聞いてあげるから。私も、恋愛弁護士事務所に入ろっかなぁ」
な、奈緒が事務所にくるってぇ!?考えた事ない。それに僕にはしっかり好きな人が…。いや、何考えてるんだ僕!。違う!いや僕は…。
「後悔ね…。はぁ。ーーーーでも、奈緒ちゃんが来てくれたら嬉しいな。少し楽になる」
優吾は冷たかった。好きな人を勘違いされるとこんなに嫌な気分になるんだ。もしかしたら体温はとても低い青色かもしれない。
「好きな人がいるのは知ってるんだよ?。ま、後悔しないようにね。優吾の相談は私が乗っててあげるから!!」
もういつの間にか7時半になっていた。僕たちは部活へ向かった。
ちなみに奈緒は優吾と同じバスケ部だ。
「部活いやだなぁ。楽しくないかも」
奈緒は優吾にこうこぼしていることが多かった。
ちなみに優吾も試合に出たことはない。ていうか練習試合したことない。
自称恋愛経験なしの優吾は部活でボールを跳ねていた。
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