幻影の証明

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 月明かりに照らされた乃蒼の涙は美しかった。ブランは存在した。 「きみを美しいと僕は確かに知覚した。だから、一緒に生きよう。生きて証明しよう」 乃蒼の物語は続いていく。ブランに出会った乃蒼と、乃蒼に出会った僕の物語。
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