越えた一線

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内臓疾患があって体が弱いはずの頼翔君。 お日様が登って日が落ちるまで、私を離さなかった。 一緒に寝落ちするも、起きたらエンドレスに行為が続き、繋がりは解かれずカオスでしかない。 「シャワー浴びたいし、マットレスがベタついて気持ちが悪い」 マットレスとシーツは処分する事に。 1度許すと太刀が悪い事に当たり前のように求められるようになる。 さすがに弟みたいな頼翔君の子供を産み育てる気にはなれず、次の日、唯一ひとりで行っても許されるスーパー内の薬局でオンライン診療で処方して貰った緊急避妊薬を手に入れ、服薬する。 生理前だったのもあり不幸中の幸いで妊娠する事はなく、だけど、アフターピルと緊急避妊薬を常に服用する生活となった。
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