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どう見ても、高校生ですよね。
だって制服を着用しているもの。
見ず知らずの人が近寄ってきた時は心臓が止まるかと思ってしまった。
かなりのイケメンだとしても。
それに、櫂さんや紅葉さんも驚きのあまり顔を引き攣らせていた。
えっと………………、、、。
あまりの行動力の高さに固まっていると笑顔を見せてくる。
かなりのイケメンだし、何故高校生なのに色気が凄いんですか?
密かに負けてしまったと思ってしまったのは心に閉じ込める。
「初めまして。」
から話す声も低い声なのに、聞いていて不快感をしない。
心地よい声に少しだけ胸が高鳴った。
初めて会うのに何故なんだろう。
それから、後藤さんは櫂さんに何故か認められて一緒に住む事になった。
家ではなく別荘だから来客用はあるよ、とは言ってはいたけれど。
問題は後藤さんって働いているのよね?
仕事は大丈夫なのだろうか。
勝手口から歩く事数分、炊きたてのご飯のいい香りが鼻を掠める。
「美味しそうな匂い♪」
紅葉さんが笑顔になり、私まで頬が緩くなる。
ここでの調理は役割分担になっているらしく、今日は櫂さんの日らしい。
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