ほっかほか

1/1
前へ
/11ページ
次へ

ほっかほか

 お互い入浴を済ませる。  「なんかドライヤー二度手間になっちゃいましたね。あ、でも服を乾かさないとならなかったから、いいのかな」  長岡美音は緊張しているのか、不自然なほどによく喋る。  こちらは平常心を保つ、保ちたい、だけど……  「先生も乾かしてあげる」  長岡美音がドライヤー片手に髪を乾かしてくれる。自分でやると言ったのだが,いつの間にか髪は乾いていた。  「取り敢えずなんか飲もうか?」  自分なりの気遣いのつもりだった。珈琲とお茶と紅茶があったので、どれが良いか聞き、2人ともお茶を飲むことにした。  尚、部屋に入った途端大画面でAVが流れていたが、速攻消しておいた。なので今テレビはついていない。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加