0人が本棚に入れています
本棚に追加
月夜に出逢ったのは運命さ
凍えるような寒い夜に君はいた
小柄な体 綺麗な声 吸い込まれるような瞳
一目見た瞬間恋に落ちたよ
すぐに抱きしめて自宅に連れ帰った
それから一緒にお風呂に入って
餌を食べさせて首輪をつけた
怯えなくていいよ 今日からここが君のお家だ
不安そうに震える体を優しく撫でる
君の名前は月夜っていうんだね
握りしめていた財布に入っていた保険証にそう書いてあった
あぁ本当に可愛くて仕方ない
月夜に出逢ったのは運命さ
最初のコメントを投稿しよう!