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「なるほどな。それで秀は3人で出来る仕事を考えたいと言うんだな」
「「「はい」」」
「私の時は友人とわが社にない分野に取り組んだ。
蓮見君は貿易、曽根田君は総合商社、まぁうちも同じようなものだ。
それで3人でどんな分野を考えてるんだ?」
だから2人を見て口を開いた。
「めむ達が幼稚園の先生を目指してるから、そっち方面の仕事が出来ないかって思ってる」
「ふむ、ベビーシッターってことか?」
「まぁ、企業に託児所を派遣できるような派遣事務所みたいな」
「派遣会社か。それなら、いろんな分野でも行ける方がいいだろう。
詳しい資料を作り、それぞれの社長の許可を取ってはどうかな?」
「企画書ですか?」
「そうだ、曽根田君」
爺ちゃんは自分達ですべて考えてみろと言うだけだった。
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