第一章 トルメル建国記念祭

12/12
前へ
/23ページ
次へ
 ドンっと、球弾を弾いていくと、同時に周囲の獣もぼくを襲ってきた。うん??   なんだか、ぼくをとうせんぼしているように思うぞ。  一呼吸して、息を整える。  剣が眩い光を放った。  剣が吼える。  ぼくは渾身の一撃を遥か遠くの大蛇へ向けて、放つ。と、突然。眩い光がそのまま剣から爆速で突進した。眩い光が大爆発と共に、大地を揺るがし、地面が陥没した。  光の束が霧散し、周囲の獣たちの身体までを無数に貫通していった。  ??  これは??
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加