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それから、美怜が小学校六年生になり明葉が中学生一年に成長しレスキュー隊員の夫の方はイクオたちと一緒にボランティア活動も行っていた。
この日も宮司が指揮する地区住民たちと一緒に山の中に入り自然遊歩道などの清掃を行っていた。
休憩時間に宮司の妻と一緒に休憩時間の食べ物や飲み物を美怜と明葉が持って来た。
皆さん休憩ですよ。
宮司の妻が言った、休憩場所の近くの駐車場にみんな車を止めそこに県警のパトカーが車中から警察官二人に婦人警官が出て来る。
これはこれはご苦労さまです。
宮司は挨拶する、警察官も。
皆さんご苦労さまです、不審者を見つけたちすぐに連絡下さい。
すると美怜は。
あ、あれも不審者。
明葉は。
どこどこ。
するとアライグマが、美怜は。
おいでおいで、何もしないからアライグマも怖かってるのよどれが欲しいの。
アライグマは美怜と明葉のそばに来た。
お父さん、このアライグマ飼ってもいい。
何を言ってんだお前は、野生の動物は飼えないんだよ。
宮司は明葉を叱る、婦人警官は。
多分、親兄弟とはぐれ一応保護してある程度育ったら山に返すことにしたら、それまで二人で食べ物を与え山に返しても二人の所には戻って来るから。
それじゃ名前も必要だね。
たぬきの一種だからポン太がいいんじゃないか。
一緒に仕事してた仲間の一人が美怜と明葉にた。
それじゃ名前はポン太だよ。
早くもポン太は美怜と明葉に懐いだ、すると…
熊だ熊だ。
大声で騒ぐ。
宮司さん、あれですよ。
警官の一人も。
この地区から訴えが出た狂言者ですね、今日は連行して署に戻りますから。
キャー熊だよ。
その時に美怜は目を閉じる、すると。
ヘビィメタルの音楽が流れ出し、みんなは大笑い。
何てふでざけた奴、音楽をかける何て。
まさかここでレスキュー部隊など。
本当に熊が出たのよ、今の音楽で逃げ出したけど。
美怜は言った。
とにかく行って見よう。三人の警官は声のする方に向かった…
あ、ポン太は行っていけないよ。
ポン太も警官の後を着いて行った。
五分ほどして。
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