美少女の巫女､美怜

警官たちは若い女性を連れて戻って来た。
明葉ちゃん見てポン太も一緒だよ。
見ろよまだガキだよ、CDラジカセなど持ち。
警察官は宮司に。
今度は本当に熊が出たそうです。
そうですか、今日の作業は終わりにしましょう。
さっそく市役所に害獣駆除を申請するように署の方にも連絡入れましょう。
署どうぞ。
どうしました。
例の狂言事件の犯人らしき女性を連行します、また本人の話しでは今度は本当に熊が出たそうです。
それでは害獣駆除も必要になりますね、わかりました。
皆さん大変ご迷惑をおかけしました、我々は戻ります。
警察官たちは署に戻り、宮司をはじめ全員帰宅の途についた。

それから二週間ほど経って､日曜日の朝。
神社の御札やお守りの売り場に娘を連れた女性が。
すみません宮司さんはおられますか。
アルバイトの巫女に問い合わせた。
おりますがお約束でも。
実はこの子は娘なのですがこの度は大変な迷惑をかけたそうで、そのお詫びをちょっと何て言ったか言って見なさい。
すると少女は。
熊だ〜熊だ〜。
巫女はびっくりして。
今呼びます、お名前は。
桜田と言います。
ちょっとお待ち下さい…
巫女は内線の電話て宮司を呼んだ。
これはこれは宮司の中川ですが。
宮司以外に妻や数人の地域民、美怜と明葉にポン太も一緒に。
私は桜田と言いこちらは娘のサオリです、この度は宮司さんはじめ地区の皆さんに大変なご迷惑をおかけしました。
ほら、サオリからも謝りなさい。
どうもすみませんでした。
娘は頭を下げる。