5人が本棚に入れています
本棚に追加
あれまぁ、そりゃ珍しいコスプレだね?と店主は驚いてみせた。
僕は店主に、とにかく普通の服装を見繕ってくれないかと頼んだ。
そりゃまぁいいけど、と言いながら何枚かの服装を僕と輝夜の為に持ってきてくれた。
僕には男性の服がない。
輝夜にも現代風の服がない。
僕は店主が持ってきてくれた服をカード払いで一括で購入した。
因みに僕の父は大手企業の社長。
大富豪である。
僕は男性服を着ると全身が映る鏡の前に立った。
これが僕なのか。
僕は感慨深気に自分の姿を見つめていた。
あの咲夜?この服の着方は、これでいいのでしょうか?と僕の後ろから輝夜の声がした。
僕は振り返った。
するとそこにはブルーの下地に白い花柄のフレアスカートとフワフワの真っ白いオシャレな服を着た輝夜が立っていた。
恥ずかしそうに頬を染める輝夜と可愛らしい姿に僕は、たまらず輝夜を抱きしめキスをした。
最初のコメントを投稿しよう!