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どうしたんだ!!輝夜!!
僕は、そう叫ばずにはいられなかった。
輝夜を公園のベンチに座らせると輝夜は淡々と話し出した。
咲夜。私は長い年月、この世界の竹に自分の命を削って子を宿してきました。
それでも誰にも見つけられず私は命を削るのをやめましたが、どうやら私の寿命は、ここまでのようです。
最期に楽しませてくれて、ありがとう、、咲夜、、
そんな!!
俺は正気を失った。
兎!!いるんだろ?!出て来い!!
僕が、そう怒鳴ると草陰からピョンと兎の使者が飛び出してきた。
輝夜を、、輝夜を助けたい!!
どうしたらいい?!!!
僕の問いに兎の使者は暫く考えて、こう応えた。
そなたの中で姫を育めばよい、と。
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