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待ってくれ!!
僕は光り輝く輝夜の元に走りよると再び抱きしめ、口付けした。
約束してくれ。
もう自分の命を蔑ろにしないと。
約束してくれ。
どれだけの時間が経とうとも僕は天寿を全うして必ずや、この世界に生まれ変わる。
その時も満月の夜に僕が輝夜を見つける。
それまで待っていると。
それを聞いた輝夜は我慢していた涙を零した。
うん、待っている。
ああ、待っていてくれ。
そうして輝夜と兎の使者は更に光を強め咲夜を吹き飛ばし、スッと消えた。
私が夜空を見上げると。
まん丸で大きな満月がポカリと夜空に浮かんでいた。
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