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私は満月の夜、図書館の公園のブランコに乗り読書をしていた。
この公園は、ちょっとしたデートスポット。
何故、私が、そんな場所を選んで読書をするのかは自分でもハッキリとしなかったが私は夜の、この公園が好きだった。
さて、そろそろ家に帰るかと私が本を閉じブランコから立ち上がると公園の木陰に神々しい光を放つ一角が目に入った。
私は驚いたが、その光を無視してデートを楽しむカップルを見る限り、その光は私にしか見えないらしい。
私は恐る恐る、その木陰で光る場所へと足を傾けた。
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