フォゼルフ5

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KP それじゃあ、続きをやっていくぜ。 この時点での探索者のフォゼ見トクシロウ中尉は丸腰で、着ている衣類は全て白いローブのようなぼろきれで、他には何もない。 イラストの都合により、フォゼケープ一枚って表現になるぞ。 ※フォゼ尾が樺太で逃走している時に着ていた様な姿御想像ください。 KP 悪いんだけれども、折角さっき言って貰った携行品、財布にハンカチ、筆記具に小さい帳面、武器としてはボーチャードピストルは全部なくなっているぜ!。 フォゼ見中尉 うーむ、丸腰ということか。 ※お分かりと思いますが、察していました。 KP それじゃあ、PCのフォゼ見トクシロウがいる場所についての描写を続けるぜ。 壁も床もコンクリートで出来た四方に扉のある正方形の部屋は天井の薄暗い豆電球だけが照らしていて、真ん中には古い木製の長机と椅子が一つある。 更に机の上には木製の器に入った、赤い無臭のスープが一つ。 そして椅子の上には、古い紙切れが二つ落ちていた。 内容は以下の通りだ。 先ずは1つめだ。 〜帰りたいなら 一時間以内に 毒入りスープを飲め。  飲むまでは 君じゃあここから 出られない。  一時間以内に 飲めなかったら お迎えが来るぞ〜 それで二つめの古い紙きれはこの部屋の地図を思わしきものが、記されている。 といいわけで、これだよ。 真ん中の部屋は『スープの部屋』、北の部屋は『調理室』、南の部屋は『礼拝室』、西の部屋は『書物庫』、東の部屋は『下僕の部屋』と記されていて、探索者のフォゼ見中尉は、自分がスープの部屋にいるのだと察することが出来るぜ。 05ad2e7c-1787-449c-8fdf-05dc5797cf4fフォゼ見中尉 うーむ、先ずは状況を確認させてくれ。 私は、樺太編で逃げるフォゼ尾の様な白い布切れを纏っているだけで、荷物は何も無くて、薄暗い豆電球が照らしているその下に、赤い無臭のスープが一つがあるわけだ。 それで、手掛かりっぽい紙きれには「毒入りのスープ」を飲めないと、良くないことが起きてしまいそうな感じの文章なんだね? KP そうそう! フォゼ見中尉 そうか。それでは先ず何にしても、探索名物の目星を振ってみてもいいかな? KP オッケー! フォゼ見中尉 《目星 90 → 40 成功!》 KP えーと、じゃあ、目星に成功したことで、探索者は文が書かれてる方の紙の裏にも文字が記されていると気付いたぞ。 〜暖かい 人間の 血の スープ 冷めない 内に 召し上がれ〜 で、この文章を見てしまった探索者は強制のアイデアロール! フォゼ見中尉 おやおや? フォゼ見中尉 《アイデア 90 → 83 成功!》 KP 《アイデア》に成功にした探索者のフォゼ見中尉は、スープの部屋の真ん中にある赤いスープは冗談や偽物ではなく、本当に人間の血ではないかと思ってしまう。 成功してしまったことで、途端に鉄錆に似た悪臭がスープから込みあがるのを感じ、探索者のフォゼ見中尉自身の想像力から生まれた不安感から0/1d4の正気度ポイントを喪失しちまうぜ。 フォゼ見中尉  ほう、初のSAN値チェックだね。 《SAN値 85 → 30 成功》 KP 成功かあ、じゃあ、SAN値の減少は無しだぜ。 ただ、そのスープに対して、何か行動は起こ したりするかな?。 フォゼ見中尉 そうだな、じゃあ、ちょっと怖いけれど、指を 突っ込んで舐めて見ても良いかな? KP ええ!?いきなり舐めちゃう!?…えっと、それなら、 もう一回SAN値してから、1/1d6の正気度喪失と なっちゃうぞ。 フォゼ見中尉 うむ、了解だ。 《SAN値 85 → 78 成功》  SAN値 -1  SAN値84 KP えーと、じゃあ、このスープは温かくて血で出来て いる物だと判って、流石のフォゼ見中尉でも、 ちょっと気分が悪くなってSAN値は-1だ。 フォゼ見中尉 気分は悪くはなるけれども、耐久力が減るわけでは ないというわけか。じゃあ、毒が入っているわけ じゃあないと判断して良いかな。 KP ああ、そうだな。気持ちは悪くはなる けれども、体力が減るような毒は入って ないぞ。 フォゼ見中尉 なるほど、「帰りたいなら 一時間以内に 毒入り スープを飲め」というのもあったから、早いところ 先ずは毒を探さないといけないのか。 でも、シンプルにそうすればいいのか、もしかしたら 何かしらのギミックがあるかもしれないしなあ。 とりあえず、この部屋以外にも探索に行ってみるべき なんだろうが…。 何にしても、メモにあった情報がありそうな 西側の「書物室」の部屋に行きたいんだが どうなるだろう? KP 西の書物の部屋だな、描写するぜ。西の部屋は 綺麗な木製の扉で鍵などはかかっていないので、 難なく開けることが出来る。 フォゼ見中尉 ふむ、それでは中に入ってみるが、西の方角に ある書物室という部屋の中はどうだ? KP 西の部屋は綺麗な木製の扉で、鍵などはかかっていないので 難なく開けることが出来た。この部屋は中央には小さな四足の 古い机があり、その上にあるキャンドル皿に乗せられた蝋燭が うっすらと部屋を照らしていた。 四隅には本が一杯に詰められた本棚が置いてある。この書物庫の 本は探索者の母国語で書かれているので、手軽に文章を読むこと ができる。本棚にはいろんな本が丁寧に収められているけれど、 どれも種類がバラバラのものばかりとなっているぞ。 フォゼ見中尉 ほうほう、蝋燭か。ボリボリしたくなっちゃうなあ…という 冗談は置いておいて。じゃあ、先ずは本という事は、 《図書館》の技能を使えば調べられるのかな? KP そうだよ。 フォゼ見中尉 じゃあ、賽子を振らせて貰おう。 フォゼ見中尉 《図書館 90 → 22 成功》 KP 成功か、それじゃあ『スープの夢について』と 記された真っ黒な本を見つけるぜ。 フォゼ見中尉 本を見つけるか、じゃあ、手に取ってみても良いのかな? 何かしら、技能の賽子を必要とするかな? KP えっと、特に技能は必要ではないけれども『スープの夢に ついて』という真っ黒な本は、べったりと湿っていて、 本に触れると僅かに甘い香りのする黒い液体がべちゃっと 付着しちゃうな。 フォゼ見中尉 おお、べちゃっとしちゃうか。それは、 身に着けている服で拭うことは出来るかな? KP えっと…。うん、いいよ、身に着けている服で 拭うことができて、その代わり服にやっぱり べちゃっとついた。 ※1 フォゼ見中尉 …うーん、このべちゃっとしたのは、 技能で調べるのはかのうかな? KP えっと、これは《医学÷2》か、《薬学》ロールに成功 すると、このべちゃっとした液体についてはわかるかな。 フォゼ見中尉 ふむ、探索者の私は《医学 70》で、35。 薬学はそのまま65で出来るわけか。 先ずは薬学で挑戦してみようかな。 《薬学 65 → 11 成功》 KP お、成功だな。じゃあ、この情報を流すぜ。 この甘い香りのべちゃっとした液体は、何らかの 猛毒であるという可能性に気が付くぞ。 フォゼ見中尉 ふむ、猛毒であるという可能性か…。でも手で触れても 何も症状が出ないということは、口内に含むとか、傷口に 触れるとかしないと効果が出ない系統の毒かな…? KP (…やっぱり鋭いな) じゃあ、『スープの夢について』という 真っ黒な本についてはどうする? フォゼ見中尉 勿論読むよ。 KP じゃあ、本にはこういった事が記されているぜ。 真ん中の部屋・・・ちゃんとしたスープを飲まないと 出られない。メモの裏にはスープの正体が記されている。 上の部屋・・・調味料や食器が沢山置いてある。 ちょっとだけ予備のスープが鍋にある。 右の部屋・・・とっても良い子が待っている。 いいものを持ってるよ。 左の部屋・・・本はとっても大事だから持ち 出したら駄目。ろうそくはもってける。 下の部屋・・・神様が眠っている。毒の資料がある。 番人は活きのいいものを食べなきゃいなくならない。 大事な事・・・死ぬ覚悟をして飲むように。
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