ロッカー

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KP いつもと変わらない令和な明治で日常を過ごしていた フォゼ杉とフォゼ垣、突如一瞬のめまいに襲われる。 二人揃って、手で顔を覆い目を開けると、一面真っ白な 壁に覆われた部屋にいるぞ。 部屋にあるのはずらりと壁に並ぶロッカーと、一人の 青年、探索者であるフォゼ杉とフォゼ垣のみだ。 ちなみに持ち物については普段持ち歩いている物を一式 持ち歩いていた状態で、いきなりこの場所に移された という感じだ。 原作に準じて、持ち物については判定るするから 「もっているかな?」というものについては、KP である私に尋ねてくれ。考えた上で、幸運判定で 了解したり、しなかったりするよ。 フォゼ杉 それじゃあ早速、フォゼ見中尉、じゃなくてKP。 一つ尋ねたいんだけれども、いいかな? フォゼ垣 俺も一つ解らないんですで、 尋ねたいんですが… KP ん?何だい? フォゼ杉&フォゼ垣 …「ろっかー」ってなに(なんですが)? KP え?あ、うん、そうだねぇ…フォゼ島!フォゼ之進説明頼むよ。 フォゼ之進 きえ!任せたもんせ!ここはおれとフォゼ島とロッカーにちてん説明じゃ。 ちなみにロッカーというのは、衣類・靴、清掃用具、運動用品等を収むっためん収納家具ん一種。 鍵(lock)がかけらるっ製品が多か。 フリー百〇事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 フォゼ島 まあ、説明という程のことではないんですが、日本初のロッカー東京オリンピックが開催された1964年の12月15日。 日本初のコインロッカーが新宿駅地下に設置されたぞ。 KP 以上、簡単な「ロッカー」というものの説明だったぞ。 フォゼ杉 へえ、早い話が金物で作った物入っていうか、縦型の箪笥みたいなもんだな。 KP うんうん、まあ、そういった解釈でいいよ。 フォゼ垣 それでは、KPの描写によれば「一面真っ白な壁に覆われた部屋にいて、部屋にあるのはずらりと壁に並ぶロッカー」と、いうことですが、どの位の広さでその「ロッカー」はどのくらいあるんですが? フォゼ杉 あ、それに"一人の青年"ってあるけれども、それってどんな人?こういったのは、技能使って調べるものなの? KP うむ、それでは技能を使うまでもなく、パッと見でもわかる情報なので、そこのところについてKPとして流そう。 先ずは100㎡ほどの明るい部屋で床や壁は真っ白だ。 壁の一面にあるというロッカーは、5個横に並んでいるものになるな。 壁は見渡す限り白く、窓や通気口はおろか出入り口のようなものも見えないぞ。 そして、青年については部屋の中央には20代くらい、様子としては呆然と立ち尽くしている。 フォゼ杉 それじゃあ、技能を使うってことでどういうの使えばいいんだ? KP うむ、それでは部屋全体に≪目星≫、それから壁に対して≪目星≫もしくは≪アイデア≫の技能の賽子が振れるぞ。 青年については、普通に話しかけるという行動を選んだのなら、RPで応えよう。 フォゼ杉 そっか。じゃあ、折角だから、先ずは技能使ってみたいんだよな。 えーと、確か、技能値の数字より下で成功だよな。 俺は《アイデア55》に《目星50》に《聞き耳50》…、全部大体平均値だなあ…。 フォゼ垣 俺は《アイデア75》、《目星55》、《聞き耳55》という所だな。 フォゼ杉 じゃあ、折角(アイデア)がフォゼ垣の方が上みたいだから、壁の方をやってみろよ。 俺は、床の方で《目星》してみるからさ。 フォゼ垣 解った、先ずはそれでやってみよう。 フォゼ杉 床 《目星 50 → 69 失敗》 フォゼ垣 壁 《アイデア 75 → 7 成功》 フォゼ杉 げ、失敗かよ…。やっぱり70位技能値ないと弱いんじゃない? KP ふふふ、もし次回にクトゥルフTRPGのシナリオをPCで参加する機会があるのなら、自分で調整してみるといい。 とりあえず、今回は失敗だ。 そしてフォゼ垣の方は、成功したことで解る情報を与えよう。 フォゼ垣が突如として移動をさせられて、どういった場所なのだろうと、とりあえず壁を触ってみれば不思議な力がかけられているように思うぞ。 触るととても禍々しい気を感じる。 フォゼ垣 禍々しい、気味が悪いということか…。 中尉、あ、ええっと、KP、フォゼ杉が失敗した《目星》については、俺が挑戦ということは出来ませんか? KP ふむ、それもいいかもしれないが、とりあえずといった調子で、同じくいきなりこの場所に飛ばされてきたと思える青年が、フォゼ杉と、フォゼ垣におどおどと話しかけてきたぞ。 フォゼ杉 思えば、その青年というか、俺たちが壁とか床いきなり調べだして、びっくりしただろうな。 あ、そうだ!こんなときこそ、技能の心理学だよねえ。 KP、心理学ふるぞ! KP あ、フォゼ杉、私達の卓では第六版をルールブックとして、心理学は第六版ではKPが振るってその結果で進めていくから、そういうことでよろしく。 フォゼ杉 え?そうなの~?そうなの~? KP そうなの~? ?????????? 《心理学70→88》 KP それでは青年は突然現れた、フォゼ杉とフォゼ垣に大層驚いているというのは解るが、それ以上のことはわからないな。 友好度5→4 フォゼ杉 うーん、これは失敗したっぽいな。 フォゼ垣 まあ、でもパッと見た感じでは状況的には俺達と似た感じでみたいだな。 KP、それでは俺はその青年に自己紹介をしようと思う。 フォゼ杉 あ!俺も!俺も! KP うむ、それではどの様に自己紹介をするか、実際にRPしてみてくれ。 フォゼ垣 それでは、「俺はフォゼ垣ゲンジロウ、マタギをしているものだ。恩返しの為に、こちらのフォゼ杉と行動を共にしている。この場所には気がついたら、フォゼ杉と一緒にいたんだ」とRPします。 フォゼ杉 それじゃあ、俺はフォゼ垣のRPを受けてから、俺は自己紹介するぜ。 「俺の名前は、フォゼ杉サイチ。フォゼ垣のいう通りと行動を一緒にしているところで、気がついたら、この場所にいたんだ、あんたはどうだ?ここにいる理由知っているか?」 と、できる限り友好的に尋ねるぜ。 友好度5 KP それでは、探索者達に友好的な自己紹介に、語りかけられたことで、青年は安堵の息を漏らした上で、こちらも自己紹介を始めてくれる。 名前は野見山 祐介 小学校教師 、年齢は 29歳。 仕事は小学校教師をしていると話してくれる。 フォゼ杉 しょうがっこう? KP 私たちの時代でいえば、尋常小学校のことだよ。 ちなみに格好としては、偶然にもフォゼ杉やフォゼ垣と同じ様に背囊、令和の時代でいうリュックサックを背負っているぞ。
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