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フォゼ杉
あ、想像といえば…。KP、こうやってセッションやってて、
思い出したことあるんだけれども口に出しても良い？俺なり
に考えて思いついたことなんだけれども、こういったのって、
「アイデア」の賽子が成功してからいわないと、いけないの？
KP
リアルアイデアか。とりあえず言ってみてごらん。
フォゼ杉
さっき、先にロッカーに入れた、「100」「23」もさ、温度も
同じだったけれども土鍋にも軍曹のぬいぐるみにも、同じ様に
「100」「23」という数字があったじゃない？
だから、さっき先生が温度を計ってくれたもの中にもたしか
「67」の奴があったから、それにも「67」という数字が載って
いるんじゃないかと思ってさ。
これは、セッションやってて、思いついたというか、
思い出した奴なんだけれども、これは行動として
採用できる？。
KP
ふふふ、メモを取りながらやっていて、疑問や矛盾を
感じたのならKPに容赦なく質問攻めする探索者もいる
からね、思い出したという事を採用を許可しよう。
フォゼ垣
それでは確か「67」という温度が出ていたのは、この時代の
携帯防寒具の「ホッカイロ」だったな。
KP、これは「目星」を成功しなければわからないのですか？
KP
いや、これれまでの流れもあるから、これはホッカイロを
「目星」をするまでもなく、ホッカイロの袋に小さく「67」
という数字の印字を見つけることが出来たぞ。
フォゼ杉
お、じゃあ、「67」のロッカーにホッカイロを入れて
扉を閉じる。…あ、でも、その前に「67」のロッカーに
ホッカイロを入れる理由を口にして、フォゼ垣や野見山
先生に了解を貰いたいんだけれども、どうかな？。
フォゼ垣
俺は、何も反対をすることはないな。
KP
野見山先生も、
「フォゼ杉さんが言うのなら…」
と、反対をしないどころか、賛成をするな。
フォゼ杉
よーし、それじゃあ、「67」のロッカーに
ホッカイロを入れて扉を閉めるぜ！
KP
それでは探索者が「67」のロッカーにホッカイロを
入れ、扉を閉めると「かちゃん」と音が今度は３箇所
で聞こえる。
フォゼ杉
え、３箇所？！
フォゼ垣
多分、「67」のロッカーが閉まって、隣の「36」が
開いて…あと１つは何なんだ？
KP、何かしら技能を使う必要はありますか？
KP
うむ、先ずは探索者のフォゼ垣の予想通り、「67」の扉が
閉まったのと、その隣の「36」が開いたと思われる音だな。
そして3つ目の音に気が付いた探索者達は技能を使うまでも
なく、ロッカーの置かれている反対側の真っ白い壁の方に、
いつの間にか扉が設置されていた。
考えるに、3つ目の音の正体は、「その扉が登場した音」
としか、探索者達は思い浮かばなかったな。
フォゼ杉
探索者の俺としては、扉がいきなり登場したのなら、
そっちに驚きつつも「これで出れるんじゃないのか！」
って、そっちの方に走って行くかな。
まあ、PCの俺もPL 俺も少しばかり予想は出来ているん
だけれども、扉を開けようとするけれど、開かないよね？
KP
うむ、探索者も半ば予想出来ていた通りに、扉は登場は
したが開くという感じではないな。ガチャガチャと
ドアノブを回しても、開かないし、鍵穴もないぞ。
フォゼ垣
でも、こうやって扉が出てきたとなると、どうにかならないか
と思ってしまうよなあ…。銃で撃ったら、扉を壊せたりはする
んだろうか？確か、荷物は北海道で持っていたものがそのまま
来ているという描写もあったし。
KP
ふふふ、試してみても良いよ？
フォゼ杉
いや、止めておかないか、フォゼ垣。最初にフォゼ垣が、
《アイデア》で成功した時に、
「触るととても禍々しい気を感じ」
って、結果が出ていたし、下手に攻撃的な事をしたら何か
嫌な事起きるかもしれない。
フォゼ垣
(自分の顔は平気に殴るのになあ…)
そうか、俺はそういった意見なら止めておこう。
フォゼ杉
それに「36」のロッカーも開いたっぽいし、いきなり
登場した扉が開かないのなら、開いてる方から確認を
しようって、探索者の俺は俺は提案する。
KP
了解した、NPCの野見山先生も、突如現れた扉が
調べたが開かないというのなら、探索者のフォゼ杉の
提案に賛成するぞ。
フォゼ杉
じゃあ、「36」のロッカーを開けるぜ！
KP
…フォゼ垣も「36」のロッカーの
開けたのを見るかな？
フォゼ垣
え！、まあ、俺は普通に一緒に見ることに
なるというか、見ているつもりでした。
KP
うむ、それではフォゼ垣にNPCの野見山先生も、一緒に
フォゼ杉が開いた「36」のロッカーを覗き込む。すると、
そこには開けるとその中にはミイラ化した死体が入っている。
内壁はロッカーいっぱいに爪の跡らしき引っかき
傷だらけで、赤黒く乾いた血がびっしりついている。
引っかき傷をよく見ると文字が書いてあることに
気づくだろう。
助けて助けて助けて出たい出たい
許さない許さない許さないユルサナイ。
この惨劇を目撃した探索者は
成功で1d3失敗で1d5のSAN値チェックだ。
《フォゼ杉 70 → 28》 －２ 68
《フォゼ垣 70 → 33》 －３ 67
《野見山 54 → 77》 －１ 53
KP
うむ、やはり203高地経験者ということもあって、
探索者達はミイラとという事で驚きはするが、そこ
までショックではなかったようだ。
野見山先生は確かに驚いてはいたが、ミイラや
ロッカーの文字については、近代のホラー映画を
思い出してしまったようで、そこまでショックを
受けた様子はないようだ。
では、ロッカーを開けたことで更なる描写を続けよう。
ロッカーには鎖のついた手錠が設置されていて、
ミイラは片手片足だけ鎖で繋がれているようだ。
フォゼ杉
ええ、これって本物…？
しかも、この文字ってこの中のミイラが
書いたってこと？
フォゼ垣
片手片足だけ鎖で繋がれている…。しかも、さっきの
「67」のロッカーの文字には、プレゼントが用意して
いるなんてあったが、悪趣味が過ぎるな…。
?????????
野見山先生 アイデア70 58成功
野見山先生
この、ミイラになった人は、鎖に繋がれて
入れられたということですか…！？
フォゼ杉
んー、それよりも入れられる為に鎖に繋がれて
しまったという表現をした方が良いのかも…。
※こういった所では変に冷静なフォゼ杉。
フォゼ垣
何にしても、このロッカーに入れられた人物に
とっては、この中に入れられたことについては、
不本意で裏切りだったという事なんだろうな…。
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