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「何を反省するんだよ?俺は悪くない」
「もう。いいですか?むやみやたらにあちこちでいい顔しないでください。それでなくてもモテるのに……」
「はいはい。わかりましたよ、奥様」
「どうだか……はあ」
「さて。そろそろ仕事に戻るとするか」
「はい。私も失礼します」
すると、彼は私を引き寄せニヤリと笑った。
「せっかくだから、お土産を置いていけ」
そう言って、唇を優しく塞いだのだった。
fin.
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