プロローグ

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プロローグ

一つの小説を書き終わると  そこには新しい世界が広がり 動き始めていた 今回のタイトルは     ーー 乱れる熟女の昼の時 ーー  3か月前から連載が始まり 間もなく 担当の井上が来る時間  和夫は机の上のパソコンに 保存を掛け 煙草に火を着け 深く吸い込み窓の外を眺めていた 妻の裕子は朝から いそいそと余念が無い  昔不倫物を書き上げた時 その中で 妻の下着が変わった時と  書いた覚えがある 裕子が買い物の時 好奇心から箪笥を開け  下着の色が変化し 洋服ダンスの奥に  服の下に隠すように有った箱の中のカラフルな 下着を見て  ・・・不倫してるな・・・ 確信していた 和夫の担当を 井上に代わって一年が経ち  裕子の下着が変わって半年  井上は月に二度程 顔を出してくる  パソコンで送信すれば済む物を 何故か井上は 顔を出してくる  体格の良い井上は 学生時代  ラグビーをやってたと 聞いた事が有るが  筋肉質の体に あそこも 大きいのだろうと 想像してしまった かたや 和夫の物は 大きく成っても10センチ  太さも余り無く 裕子の中に差し込んで 腰を動かすと  5分持たない 裕子は和夫が終ると  起き上がり始末すると 背を向け寝てしまう 最近は 起き上がった時 和夫の萎えた物を  一瞥すると 鼻で笑った様な顔で見ながら  始末し必ず背中を向け 眠り始めていた 結婚した時 裕子の処女を貰い  子供も大学を卒業し 手慰みで書いていた小説を  出版社に送った処 担当が来て  何度かの書き直しの後 出版する事が出来る様に成り  立て続けに本を出す事が出来る様に成って居た 一年前担当が変わったと 井上を紹介され  最初の頃は月に一度来て 10分程で帰って居たのが  半年を過ぎた頃から 月に二度程来て 1時間程は滞在するように成って来た  メールと出来た物を 送信すれば 済むのにと 不思議に思っていたが  裕子の下着を見て 2人を観察し 確信していた 井上が大きな体を丸め  先生、次の分 送って頂いたそうで  有難う御座います 乱れる熟女の昼の時 凄い人気ですよ  人妻の喘ぎの表現 先生の腕の 見せどころですね 流石先生です  あれを読んで私なんか 収めるのに 苦労しましたから  先生の体験談ですか?  先生は相当女性経験  積んでらっしゃるようで  私なんか先生の足元にも・・・・・・
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