入院

1/1
前へ
/24ページ
次へ

入院

妻の強迫性障害とうまく向き合えるようになってきたが、 今度は違う角度で問題が発生してくる。 妻が尋常じゃない腹痛を訴え、私は職場を早く退勤。 病院へ連れて行ったら大きな病院を紹介され、 盲腸であると診断された。 そして緊急手術からの入院という、 まさにジェットコースターのような展開。 7月17日(水)に手術→入院し、 この記事を書いているのは7月21日(日)。 手術は無事終わり、盲腸の問題部分を摘出さえすれば、 そこまで妻の体には悪影響はない。 それは本当に幸いなことだ。 問題となるのは、妻が入院中の娘の面倒だ。 もちろん、一人でお留守番なんてできる状態でないため、 私は仕事を休むことになる。 それでも、平日は私の母が来てくれて、仕事への影響を最小限に抑えることができ、 7月22日(月)に妻は退院する流れとなった。 念の為、月曜日からの一週間は、すでに休みを取っている。 確かに忙しい。 だけど、同時に娘と過ごす幸せを感じることができている。 職場の人や私の母親からはかなり心配はされるが、 このような、娘と向き合う時間も大切だなと実感させられる。 そして、平日は一人で家事や育児をしていた妻の大変さを理解することができている。 ジェットコースターのような展開なのかもしれない。 それでも、こんな展開でも、学ぶことはたくさんあるし、 経験できてよかったと思うこともある。 育児でうまくいかないとこともたくさんある。 側から見たら不幸せな状況にあるが、 その状況だからこその幸せを感じることができている矛盾。 もちろん、妻が盲腸になってよかったとは思わない。 自分でも驚くぐらい前向きに考えることができている。 27時間テレビをダラダラ見ながら、 甘えん坊絶頂期の娘がハイハイしながら近づいてくる。 覚えたての掴まり立ちで私のスマホを奪ってくる。 そろそろぐずり始めた。 お腹が空いてきたのだろう。 インスタントの離乳食だけど、準備するか。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加