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財布事情②
これまでのモヤモヤを含めて、これからのお金のことについて切り出したが、
やはり、ムードは最悪に。
妻が家族のためを思って貯めていたお金を、
目的のない貯金であると私に言われたと捉えてしまい、
妻が涙を流す場面も。
そうではなくて、この口座にはこの目的で貯めていき、
お互いの給料はどのように使ったり貯めたりしていくかを明確にしたいということを伝えたかったのだが、
なかなか話は平行線に。
よく男性は合理的で、女性は感覚的であると言われるが、
それが如実に表れた瞬間だった。
合理的にお金を貯めて使っていきたい私と、
感覚的な安心を求めて貯めていきたい妻。
紆余曲折の末、最終的にたどり着いた私たちのお金のルールは、
1財布1貯蓄という考え方だ。
お互いに支出の役割を決めた上でそれぞれ貯蓄に回していたこれまでの方法を変えて、
いっそのこと私の給料のほとんどを生活費(財布)に充て、妻の給料のほとんどを貯蓄に回すという考え方だ。
食費や、今後かかるであろう保育園料などを含めた全固定費は私の担当となり、
当然、私の貯金はさらにできなくなった。
しかし大型家電や旅行、娘の将来的な教育資金などは妻の貯蓄から支払うという棲み分けをはっきりさせることができた。
私が求めていたのは、このような納得感だったので、だいぶスッキリすることができた。
より一層、お互いが家族のお金として考えられるようになったと感じられる。
このような取り決めがされて1ヶ月以上が過ぎたが、
妻も納得してくれて、お互いに気持ちよく、前向きにお金を使ったり貯めたりできるようになった。
この件もあってお金のことをかなり調べたのだが、
以前からやりたいと思っていた投資にも興味をもち…
新NISAを始めるきっかけにもなった。
そのへんの話はまた後日…。
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