彼女の家に挨拶に行く

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チラッと俺を見て親父は『妻も一般家庭で育ちました。そして手放したくなくて秀を授かりましたが、秀は先に仕事を優先させ、会社を友人と立ち上げ、その彼女達に任せるという形で走り出したばかりです』と・・・。 「めむに務まってるのでしょうか?」 「はい。それぞれの会長が後押ししております。 この縁談を許していただけますでしょうか?」 「めむ、めむは秀君といて幸せなんだな?」 「うん。お父さん、お母さん」 「不束な娘ですがよろしくお願いします」 「めむ、おめでとう」 「お父さん、お母さんありがとう」 ご両親に許してもらい、婚約した。 「そこで式は家族になりますが、披露宴は会社関係のお披露目になります」 「はい。うちは花嫁姿が見れればいいですので・・・」
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