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いざ逝かん
何処かで起きた何かの戦争で。
敵地侵入に成功したぞ。やはり我らは偉大で凄い。
あれ?何かがおかしい。嵌められた?敵がいるなぁ。もしや失敗したのか?
その手に持っているものは何だ?手榴弾?
爆発
(爆発オチなんてサイテー!)
敵の奴らに捕まっちまったぜ。
しかし爆発に巻き込まれたにしては軽症じゃね?
ん?なんだって?正座しろってか。
しかたあるめぇ。従ったほうがいいだろう。
並べて座らされる。なんとも滑稽な姿だ。
全く、説教受けてるみたいじゃないか。
敵が並んで自己紹介を始める。
なんだかんだ、突然自己紹介なんてしやがって。
足が痺れてきてんだこっちはよぉ。
前列の奴らが騒ぎ出したぞ。
「そんな事より今のうちに葬式の準備しようぜ」
俺はずり落ちた襟を肩に戻す。
他の奴らも同調してる。
「おう、そうだな」
服を整える。やっぱ見た目は大事だよな。
最後の最後だ。
着飾っておかなきゃなるめぇ。
----------------ここまで
実は全員死んでいる
自分達の葬式準備
ってメモがあった。数年前の夢だけど。
肉付けしてみたけどあまり雰囲気は伝わらないわね。5分クオリティじゃこんなもんだわ。
この夢自体はとても楽しかったし全体的にコメディな雰囲気だったわよ。
でもこのご時世には洒落にならないかもねぇ。
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