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僕は一目惚れしてしまった。
それはある散歩中のことだった。ケンがいつものように公園に行きたがってたから一緒に行くことにした。
やっぱり公園はいいよなあ、ってベンチに座ってみる。
「のどかだなあ。……ん?」
すると、僕の前を女の子が通った。
「かわいい!」
綺麗な目。上品な顔立ち。
そして何より。
「あんな美しい毛並みのわんこさんがいるなんて……!」
僕は早速遠吠えでプロポーズした。
「結婚してくださーい!」
「ごめんなさーい、ネコ派なんですー!」
僕は今日から木登りの練習を始めた。
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