01:始まりの日

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「うん」 「後夜祭が始まったら、一番に言う」 「それがいいね。万が一があったら、あたしが千綿を嫁に貰ってあげるから」 「眞白~!!」  冗談めかした眞白の言葉が心強くて、思いきり抱き着きたくなる。さすがに机を挟んで手にはサンドイッチがあるので、実行こそしないけれど。  七日後の10月8日、志麻くんに大好きだって伝えよう。
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