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「いぃぃっやっはぁぁぁぁあああ!!! ですわぁあ!!!」
「あんまり喋ると舌を噛むよ?」
「あう!?」
なんと、式場までかなりの距離がございましてなのに、ものの数分で到着ですぜ!
懐かしい……。最後に来たのは一月程前でしょうか?
建てられたばかりで、煌びやかで。どのような教会よりも立派に見えたものですの。
この公民館。
お庭には既に色とりどりの料理がテーブルに並んでおいでですわ。
学園の皆さんも沢山。ここは挨拶しなくては、トイーモさんの一番の先輩の名が廃るというもの。
「皆様ぁ! 今日はダンダンとトイーモさんの結婚式にお集まり頂きまことにくるしゅうないですわぁ! このペルケ、二人の門出を祝うべく馳せ参じましたの。ささ、皆さま方、どうかごゆるりとおくつろぎになって下さいましぃ」
「おいおい、だったら遅刻するなよ」
「これはこれはスズキさん、全くお恥ずかしいこってお寝坊なんぞしちまいましたの」
「はは、相変わらずだよね」
「これはこれはホンダさん、そう相変わらずのわたくしはいつも通りのわたくしでございますでごん。そうそう、こちらにおられる方はわたくしの婚約者のシグナス・リード・アヴェニス・プリマベーラ様ですの」
「初めまして、シグナスです。いやぁ、この度は……」
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