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「カランコロンッ」
「おはようございます、黒原さん。」
「よう、時間作ってくれてありがとうな。」
「どうも。で、用件は何ですか?」
「この未解決事件について、お前の意見を聞きたい。」
「あのですね?前も言いましたけど、私はただの推理小説家の呉崎玲であって、類まれな推理力があるわけではないんです。」
「まぁそんなこと言わずにさ、今までやってくれてんだし。」
「オカルト記者に言うのはあれですけど、そんな推測の記事ばっか書いてて金になるんですか?」
「そう言うなよ。それに、お前の話だから皆買うんだよ。」
「そういうもんなんですかね。」
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