仕方がないですね……

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仕方がないですね……

ド──         ──ド │ 今回だけですよ?    │   こんな使われ方は心外です ド──         ──ド 「そう怒るなよ、一度話してみたかったんだ。 ここは奇跡が起きる街なんだろ?こんな奇跡があってもいいじゃんw 奢るよ、コーヒーでいいかい?」 ド──   ──ド │いただきます │ ド──   ──ド 「お待たせしました」 両手に腕時計をしたマスターがコーヒーを運んで来た。どうせさっきのイケメンだろう、顔はもう確認しないw もしや…… うん。そうだろうな。砂糖もクリームもおろした大根だ。砂糖大根ってのもまあ、あるにはあるが。 そして、スプーンの代わりに添えられているのはもちろん大根だ。まるごと一本。 カップよりデカいじゃねーか、どうやって混ぜろってんだwww まあいいや。 「なあ、お前は俺が書いた全てのページをずっと上から見てたよな。上から目線って意味じゃなくてさ。 つまり、俺が旅に出た本当の思いも知ってるんだろう?いろいろあって少しは気が晴れたけどさ」 ド──  ──ド │そりゃまあ │ ド──  ──ド 「だから、どうか正直に答えてくれ。 真面目だからな、┣″は出て来るなよ。 俺は……」
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