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「えー、つまんないの」
「これから楽しい所に連れて行くから黙ってついてこい」
「たのしいところ。うんわかった」
「解ったならとっとと行くぞ」
恭也はそう言うと龍一を車に乗せ権藤の事務所に向け車を走らせた。
「いいか坊主。これから敵のど真ん中に行くから覚悟を決めろよ」
「ごんどうのおじさんところにいくのー。うん、わかった」
そう言うと笑みを浮かべる龍一。
「全く大した奴だよ。お前は」
感心する恭也。
「えへへっ」
そうこうしていると権藤の事務所に辿り着く。
「よし、ついた。これからはショータイムだ。行くぞ。龍一」
「うん。いこう」
目を煌めかす龍一。それを見た恭也はニヤリと笑うと龍一を連れ権藤の事務所に入って行った。
「なんだてめえはぶっ殺すぞ」
入ると同時にそこらにいた三下のチンピラ共が騒ぎ始める。
「俺を知らない三下は黙っていろよ」
恭也はそう言うとそこらにいた三下のチンピラ共を蹴散らす。すると奥からもう1人男がやって来る。
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