セイレーン
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セイレーン
遠くから ぼくを呼ぶ声が 聞こえる その声は 未来の伴侶のものかもしれないし 誰かが冷やかして ぼくをだまそうとしているのかもしれない でも冷静になんか なれないものだよ あの美声 歌声にも似た響き 星空からやってくる 甘い誘惑 山の向こう 海の果て 遠いどこかにある いつかの故郷 南から風が吹くと ぼくの心はどうしようもなくなる 心臓が飛び跳ねて もう出発の準備を始めてしまう
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