6 隣街へ

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今度は、私が紅茶を父に渡そう。私がルーカス達と隣街へと行ったと知れば、色々な意味で驚くはず。 心配をかけたくなくて、今回のことはまだ報告していなかった。お土産を渡す時に驚かそう。私は、もう大丈夫だって。 従業員皆へは、お土産として柑橘系味のクッキーを購入した。 お土産を購入し終えると、エミリオや父へ渡す時のことが楽しみになった。ウキウキとした気分で足取りも軽く、宿へと戻った。 とても浮かれていて、サラお嬢様やルーカスと一緒だということを忘れかけていた。
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