第13話「二重連鎖の双世界」

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時計の日付けは…フレデリック・ウォルターの妻である…ローズマリーが〘殺害〙される二週間前であり…ほとほと困り果てた二条はどうしたら良いのかもわからないまま病室で過ごしていたのであるっ!!!? 二条達也「心の声(たくっ何が起きてこんなことになっちまったのか?訳がわかんねぇ?)」 二条達也「心の声(どういう訳か俺は60年前のイギリスの病院に居るらしい?)」 二条達也「心の声(竹内の奴が何処に居るかもわかんねぇーし頼みの綱のケータイも…使い物にならねぇ?)」 二条達也「心の声(ちっくしょうっ!!?せめてあれさえ使えたら…)」 二条達也「心の声(はぁ…にしたって此処まで訳がわかんねぇ自体に陥ったのはいつ振りぶりなんだか自分にもわからねぇ?)」二条は心の中でそう呟くと…病室から空を見上げるっ!!?その空は〘二条達也〙と言う〘人間〙を嘲笑うように妖艶で甘美な雰囲気さえ醸し出していたっ!!!? そして…何処か懐かしいその〘空〙に〘二条〙の頭はフリーズして行ったっ!!?
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