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イシュタル大陸にある猿田彦着陸船の側には海上都市がある。
金星に豊富にある硫黄や塩素をドーナツ状の簡単に言えば大量の中性子加速器で別元素に変える錬金術としての元素の工場でありこのような錬金術で硫黄や塩素をアルゴンに変えて金星上空に大気放出された。地球ではこの錬金術で希少金属や黄金も作り様々な問題を解決に導いたようだがそれはいい。
地球旅行だ。親に会う目的もある。
金星の海に着水している猿田彦は座席が用意されてはあるが通常は荷を運ぶ為であるらしく高級感はない。だが研究者待遇だから客扱いでも困る。この船は研究者が金星用に借りているものでいわば自家用車だ。
仕事用は汚れる対策のトラックでいい感覚だ。
・・・金星を完全にテラフォーミングを終えたらば客船用のシャトルに乗る。
猿田彦は水素を浮遊気体の半飛行船で上空に浮き上がる。
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