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6  ようやく地球までたどり着く。 猿田彦は下の部分に折りたたみの熱防護システムを設置して地球大気圏に落下する。 折り紙の仕組みの熱防護システムは繰り返し使えるようで丈夫なようで地球の馬毛島という場所に着陸しても発熱してるだけで損傷はみられない。 ・・・起き上がれない。 宇宙ステーション乗組員よりは楽な暮らしらしいが開発の仕事も楽ではない。 猿田彦は外から見ると今は船首は収納されてある。 防疫の病院で精密検査をしてる頃。宇宙SEXしていた者がもう今の段階ですでにただの肉塊だと報告を受けていた。 噂では宇宙では受精卵は重力を感じることはできないのでどちらが上下か認識できずそれでも成長してしまうらしい。 筋トレからは始めたリハビリでは地球を初めて体感できた。 「地球で休暇だけでなく仕入れもあるのよ。羽目外しすぎないようにね」 言うと同時にエレメンテイは自分の甲高い声に驚く。 地球の昼間の空は青い。  
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