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駄目だと言われると余計に見たくなるのが人情である。 私は諦めずにしつこく、すがる様にお願いをした。 その粘りに負けたのか男は渋々 腕にある腕時計を見せてくれた。 「見るだけだぞ、触るな!」 と、 触るなと言う言葉無視して 私は無理やり時計のダイヤルを回した。 すると、不思議な世界が一面に現れる。
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