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戦闘開始
ピンポーン
ピンポーン
ガチャ
玄関を開けると、目の前には
笑顔いっぱいの酔っ払いが立っていた
心の声: コイツこんな時でも良い男(笑)
麻依は無言で、バケツを振り上げると
浩一の顔面目掛けて
思いっきり残り湯をかけた
バシャーッ‼️
心の声: あらっ!鼻に入っちゃった?
鼻に入ると痛いのよねぇ...クク
でも、まぁいいわ(苦笑)
冷水でなかっただけ
ありがたく思え〜てことよ
びっくりした浩一は鼻を押さえながら
「な、何するんだ」
と叫び声を上げていた
やっぱり鼻が痛いんだと思うと笑える
「何してるんだはこっちのセリフよ💢」
麻依は、威勢よく言い放った!
びしょ濡れの浩一は、放心状態...
注:背広は翌日クリーニングに出しましたW
鬼の形相をした麻依に促されるまま
風呂場に直行着替えてリビングにやって来た
ダイニングテーブルをコンコンと叩かれて
ここ!指された椅子に座った浩一の顔は
酔いがすっかり覚め青ざめていた
そして、向かいに座る麻依から
山本からあったという電話の内容を
事細かく教えられる
勿論ホテルに行ったと疑われている事も...
全てを聞き終わった浩一は
えっ⁉︎そんな...と思わず呟き
項垂れてしまった
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