えぴ28

6/9
前へ
/411ページ
次へ
「はあはあはあはあっ」 「ふふ、えっちな下着のおかげっスかね?ベッドで力抜けた安堂さんが、ずっとえろくみえますよ…」 「ほ、ほんとか…?」 曇ったメガネの向こうで快楽の涙で頬を濡らした数人が、悩ましげに微笑む。 下着を喜んでくれたのなら、悶絶級の恥ずかしさに耐えて履いてきて良かったと思う。 その健気さを察知した英護は、いよいよ残った理性さえもかなぐり捨てたい気持ちでいっぱいで、天井を向くと手で目を覆ってしまった。 「昨夜慣らしておいて良かった…っ、もう指三本入れても痛くないでしょ?」 「あ、ああ…本当だ。」 無理して頭を上げて自分の下腹部を見ると、蕾の様子は分からないが確実に英護の指を三本飲み込んでいる。そのことを自覚するとお腹の奥がキュウッと疼いて英護の指を締め付ける。 「くっ…これから俺のち○ぽ挿れるんスからっ…、緩くしといてくださいっ!」 「んひっ♡ひい、ひあっ!あああ!」 だめ押しのようにナカを荒っぽくかき回されるのさえ気持ちよくて腰がビクビク跳ねる。 あ、ああどうしよう。指でこんなに気持ちいいのにち、ちっ…陰茎なんて挿れられたらどうなってしまうだろう? 待ち焦がれたセ○クスへの期待と想像で数人の心臓ははち切れんばかりにドコドコ早鳴りする。怖い、でももっと気持ちよくなりたい…!♡ 数人の足の間に胴を挟んだ英護もいよいよ本番に緊張し始める。だが例え昼間のトイレの口淫がなくても英護の怒張は期待と興奮で真っ直ぐ天を向いていた。位置調整を怠らず、焦らず深呼吸を繰り返す。本当に、途中何度ぶち犯そうか迷った。我慢した答えが今から分かるんだ…。 「せっかくっスからパンツはこのまま…あ、安堂さん、メガネは外した方がいいかも。割れちゃったら大変スから…。」 曇ってほとんど見えなくなったメガネを優しく取り上げられ、サイドテーブルの上に置いてもらった。視力は悪いが、英護がものすごく興奮していることはよく見える。 「スキン着けますね。多分その方が滑りやすくて痛くないっスよ。」 「あ、ああ。」 かやくのような小さな袋をピッと開けると英護は方向も間違えず慣れた手つきでゴムを装着した。いよいよこれから…! 「………。」 「………。」 いつでも準備万端なのに、何故だか挿入の流れにならない。何が間違っていただろう?ムード良し、感度よし。中々来ない英護を大人である数人がリードした方がいいのだろうか?などと悶々していると… 「すみません、安堂さん…」 「英、護…?」
/411ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加