えぴ29

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えぴ29

昨夜はあの後の記憶が曖昧だ。 結局外が明るくなる頃までナマでハメ倒され3回ほどナカに出された気がする。 あんまり英護が元気で、絶倫のはずの数人は疲労もあってかぐったりとしてしまい、半分寝ぼけた状態で風呂に入れてもらい色々キレイにしてもらって気持ち良かった記憶がおぼろげに残っている。 昨日の…セ○クスは夢だったのだろうか? 今でもまだ信じられない。 だが尻と腰に残る根強い筋肉痛と違和感が現実に引き戻してくれる。それで本当に英護と…セ○クスしたんだ、と自覚する度数人は耳まで赤くした。 「大丈夫スか?帰れますか?」と心配する英護に気丈に振る舞い、気合いで這いずり自分のホテルまで帰ってベッドに倒れたことも覚えてる。幸い、毎朝6時に起きる習慣のおかげで寝過ごすことはなかったが泣き腫らした目は洗顔で落ち着いても目の下の隈まではどうしようもなかった。 「うぅむ…」 ホテルの鏡の前で自分とにらめっこ。 生徒全員集合まで一時間もない、諦めるしかない。幸いにも今日の午前は嵐山で各グループ自由行動。午後も四条河原町限定で観光の予定だ。学校という枷を解き放った生徒が事故を起こさないよう細心の注意を払う必要はあるが、顔を間近で見られる機会もないだろう。 「よし…!」 観念してスーツに着替えることにする。 ちゃんと旅館からアイロンを借りたのでもちろんシワを全て伸ばすつもりだ。昨夜は脱いで本当に良かった。尻への痛みでひょこひょこがに股移動も部屋の中だけにしよう…。 その後スーツで完全武装した数人はアンドロイドの教師に徹する。弱味は見せない。 今日もぬかりなく、安全に過ごすため。 数人は気合いを入れてネクタイを締めた。
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