えぴ33

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「やっぱ安堂さんのナカ、気持ちいい♡」 余裕ない声で笑っているのが、なんだか可愛い。もっともっと気持ち良くなって欲しいし、気持ちよくなりたくなる。 不思議な気持ちよさにうっとりしていると英護は小刻みな律動をやめ、ベッドに両手をついた。 「もっと動いて…気持ちよくしたいし、気持ちよくなってもいいスか?」 「っ!」 自分の心を読まれたのかと驚いたが、彼も同じように考えてくれてるんだと思うと嬉しくなった。眩しいようにゆっくり目を細めて英護をよく見る。口に出すのは恥ずかしくて、小さく頷くことが精一杯だった。 「あー♡もう我慢できませんっ♡」 上ずった声の英護が乱暴に腰を扱う。 ベッドの足が高い音で軋み、部屋の隅さえカタカタ揺れだす。しかしそんなの気にする余裕はない。 「んあ!あっ!あ!あ、あ!あっ♡あ!」 ぐっちゃぐっちゃと疼いた粘膜をかき回されると、脳の中をかき回されるようだ。 肉棒を抜き差しされると媚肉のヒダが無意識に追いすがり、押し込まれると顎先がのけ反る。 ローションのはずなのに緩い水音が下品に鳴ってて聞くに耐えない。だがそれ以上に寸止めされた前立腺をカリの膨らみが容赦なく擦る感覚が気持ち善すぎてたまらない! これが昨日と同じ、セ○クス…!?めちゃくちゃ気持ちいい!! 「んぐううう♡んう、ん、おっ♡んんん!」 英護も単調に前後運動するだけでなくググッと押し込んだり、小刻みにピストンしたりと技を変える度に数人がビクビク震える。 パンパン打ち込まれる毎に先走りが糸を引いて飛び散りシーツを濡らす。 「んはあっ♡はふっ、うう♡きもちいっ♡」 「ふっ…俺も♡」 無意識に声に出ていたが、英護はとびきり嬉しそうに笑ってみせて、全く容赦せず腰を激しく扱いだした。動きが大きくなるとそれだけで快楽も長引くようで、足先がビクビクする。 「んーー♡んう!んううっ♡んふうう♡」 ぬっちゃぬっちゃと音を立ててとても現代の働く人間社会の文化的とは思えない、原始的で野生の交尾。はしたないのに、前後不覚でおかしくなるほどイイ♡ 肉棒が時間をかけて慣らしたナカを擦るだけで快楽に敏感なのに、勃起した前立腺をゴリっと抉られるとイキそうになる。雄の肉棒を離したくない、と縁がきゅんきゅん締まる♡
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