えぴ35

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てっきり真面目にトイレするものだと思っていたから誰も入ってない個室のうち1つに連れ込まれた時、正直数人は疑問に囚われ意味が分からなかった。 しかし蓋をした便座に座らせられた時はなんとなく、嫌な予感を察知してしまった。 英護はトイレに誘ったときと変わらない不敵な笑みを浮かべて唇に指を当て「シー」のポーズ。反射的に問いただす疑問さえ飲み込んでしまう。 それに気をよくした英護が大胆に…ジャケットの切れ目から衣服越しに胸の先っぽをカリカリ同時に引っ掻いてきた。 「んんんっ…!♡」 昨日散々なぶられたちくびは僅かな刺激にも反応してしまう。擦れるだけで痛いほど敏感になっていることを知った上で英護のタッチは柔らかく、くすぐったいのに気持ちいい。 声を噛みきれないほどの快楽が突き抜ける。 「シー…安堂さん、静かに…」 色っぽい小声で注意されて思わず口を手で覆ったがお前がこんなことしなければ…!と言いたいところだが一昨日自分がしたことと全く同じであるため、何も言えなくなる。 「ふぐうぅんんんぅ、んんんんうあうう♡」 カリ、カリッと刺激に慣れるにつれ指の愛撫が強くなると数人はくぐもった声を洩らしながら腰を淫らにくねらせる。口に当ててない左手は僅か残った理性で英護の手を止めようとしているが、実際は添えてるだけの飾りだ。数人のいやらしい反応を見て英護は耳元でクスクス笑う。 「ふふっ…ずっとお返ししたかったんスよ…」 ああ、セ○クスの約束を破って無理やりトイレでしゃぶったことを怒っているのだろうか。それなら尚更抵抗出来ない、と数人が手を下げると英護は乱れたスーツのボタンを外す。 「何か着けてますよね?見せて。」 「やあっ♡、あ、ああう…」 「うっっわ…どすけべ。」 成す術もなく一瞬でちくびの絆創膏はバレた。乳輪が大きくはみ出てみっともないそれを見て英護の声が震えてる。よっぽど怒ってるのだろう。 「安堂さんの乳首、バンソーコーの上から噛んでもいいスか?」 それがお仕置きというなら…受け入れるしかない。いつもなら絶対首を縦に振らないが渋々、頷いた。 早速英護は胸元に顔を寄せ、絆創膏の上からちくびをベロベロねぶる。絆創膏のガーゼが湿り、暖かく柔らかい舌の感触がたまらない。無意識に腰が揺れるほど気持ちいい。 数人の唯一の雄の部分はズボンの中でピンと張り詰めていた。 ちゅる、じゅると音を立てて吸われると絆創膏が引っ張られて乳輪ごと吸われてる。そうすると先っぽがウズウズしてたまらない♡ 早く、早く絆創膏を剥がして剥き出しの性感帯を口の中で舌で転がされたい、ちくびイカされたい…! 「ん、ふっ、ふっ、ふっ、う、」 もどかしい感覚に数人の額はうっすら汗ばみ赤く色づき、眉は苦悶のへの字型に垂れ下がる。あまり大きな声を出せば誰もいなくても店員が駆けつけるだろう、と片手を必死に口元に食い込ませて声を押し殺して耐える。 ちゅう、ちゅう…ちうう…かり、かりっ 「うううぅ、う、ううううううううっ♡」 絆創膏を吸って、反対のちくびを引っ掻いて弾かれると雄の部分から先走りが滲みそうになる。汚れる前に英護が素早く脱がしてくれたが触れてもいないのにピョンと主張する屹立が恥ずかしくてたまらない。
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