えぴ36

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えぴ36

頭でははしたない、と理解しているのにそれでも快楽に抗うことは出来ずおねだりするように胸を突き出してしまう。 教師である数人のメガネは正しい位置から大きくずれ、淫らな吐息で白濁に曇る。 かろうじて理性が大声を出さないよう押し留めているがそれ以外はなんでもいい、とにかくちくびが気持ちよすぎて幸せでトロンと蕩けてくる。直接触れて欲しいのに英護は未だふやけた絆創膏を熱心にねぶっている。 ああ、期待でビンビンに尖ったちくびを音を立てて吸われたらどれだけ気持ちいいだろう、とそればかり想像して呼気が震える。 脱がされたズボンの間から便器の中に先走りがポタ、ポタ伝って垂れた。 「んふっ、ふううう…♡」 がりっ 「あひっん、んんん…っ♡」 ヨダレでぐちゃぐちゃになった絆創膏を噛まれると声が出てしまう。もっと、もっともっと気持ち良くなりたい、イキたい…っ! 赤くなるほど下唇を噛んでいた数人はようやっと決意を固め、口を塞いだ手を離す。 「えい、ごっ…ちくび、直で…♡」 「んん、直で?」 「んふうっ♡」 唇が触れたまま声を出されると振動してビリビリと快楽が全身を駆け巡る。額を伝う冷や汗が脂汗になりそうになった。小声を出すのもやっとなのに、英護は意地悪して愛撫を止めてしまう。おそらく、言うまで何もしてくれないんだ。もうここまで言ってしまったら止まれない…。 「じか、で…すっ吸って♡欲しいっ♡」 「どこを?唇?」 「んっ」 ちゅっとキスをされた時、絆創膏独特の香りがした。これを吸い続けるのはよほど物好きとしか思えない。英護は期待の眼差しで数人を見上げいい子に「待て」していた。 もう…どうにでもなれっ! 「ち、ちくびっちくび吸ってっ…♡」 「どんな風に?ちゅうちゅう?ぺろぺろ?」 「あはあああっ♡」 耳元でフッと吐息を吹き込まれるとそこが孕んだように熱くなる。そして脳髄がぐちゃぐちゃになって雄を求める淫らな獣に成り下がってしまう…。 「全部、全部!♡いっぱい気持ちいいの欲しいっ♡」 「ふふっ、まったくぅ、安堂さんは先生なのに欲張りっスね。でもちゃんと言えたからご褒美あげないとっスね。」 「んふっ」 ご褒美、と聞くとどうして脳の端が甘く痺れてしまうのだろう。唇を奪うキスも心なしか甘くて期待に口角が上がってしまう。 急いでヨダレまみれの絆創膏を外そうとすると英護の手でやんわり自制された。 やっぱりダメなのか…?と心の底から残念そうに英護の方を見ると彼の笑みは変わらず…
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