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それを悟ったのか、数人の全身がブルブルっと震えた瞬間英護はすかさず膝をついて、ためらいなく数人の雄茎を頬張った。
「んぐうううううううっ♡」
水の流れる音の中でもはっきりと絶叫した数人はガクガクと膝をけいれんさせた、が頭の中は混乱したままだった。なぜなら英護の頬肉に頬張られた快感で乳首がイッてしまったからだ。なので精液は出ていない。
「??????」
両手で口を覆ったまま天を仰ぎ、ビンッビンに勃起した乳首イキの余韻だけが残る。
普通、男根を絶頂させるためのサポートで乳首は弄られるはずなのに数人は全く逆で、屹立を刺激された瞬間乳首でアクメした。
そんな経験したことなくて戸惑うのも無理はない。しかし英護は止まらなかった。
射精していないことを分かってねっとりした舌にテクニシャンな口淫で陰茎を刺激し射精を促す。
「はえへええええっ♡」
ようやっと体が追い付いて尿を洩らす感覚で吐精し、口で受け止めた英護がゴクンと飲み下したことにも気づかなかった。
「へえ、へえ…」
快楽の逃げ場を求めようと個室トイレの壁に張りつくような姿勢の数人は目が上を剥いたまま全く焦点が合わず、長すぎる余韻にピクピクけいれんするばかりだった。
そこへ薄ら笑いを浮かべたままの英護が耳を寄せて囁く。
「ね…?とっっ…ても気持ち良かったでしょ?今夜もまた…とびっきり気持ちいい思いさせてあげますから…逃げないでくださいね、安堂さん♡」
「はへえ…♡」
30分休憩のアラームがけたたましく鳴り響いたとて、数人はしばらく「教師」の姿に戻れなかった。
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