えぴ38

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えぴ38

さすがに教師一同も疲れたのだろう。 今日は大人の宴会もなく、自然と解散した。 数人は1人部屋に戻ると長年同じことを繰り返している経験と迅速な判断力をもってして爆速で明日帰宅の手配を整えた。 「終了。」 学校にもメールを送信し、一仕事終えて安堵の鼻息を洩らし時計をチラと見るとまだ19時にもなっていない。 「………。」 この後の淫らな蜜月を想像するとノーモーションで体の奥に火が付く。ムラムラして頬まで熱い。擦りきれるほどいじられたちくびが懲りもせず熱を帯びてズクズク疼く…とにかく洗浄してシャワーを浴びて、一旦落ち着こう。建前だけの浅いため息をついてネクタイをほどきつつ、トイレへ向かった。
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