えぴ38

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30分後…準備万端。いつでもホテルを抜け出す用意は出来ている。 だが、さすがの数人も多少学習した。 どうせ今夜も何かしらのトラブルが発生してすぐ行けないんだろう?あらかじめ身構えて置けば心の余裕も生まれるものだ。 数人は毛先に僅か残りしたたる水滴にも構わず、腕を組んで仁王立ちして扉を睨む。 さあ何が来る、誰が来る。誰か来たとして、どう対応する。見える、見えるぞトラブル発生率96%。教師安堂数人、一部の油断も見せないぞ。 5分後 「………。」 いやまあ、少し扉の向こうを見てみるか、なんとなく。 ガチャ… 隙間からソッと顔を覗かせてみたが廊下には誰もいないどころか気配さえしない。まるで無人の旅館と錯覚するレベルだ。 「………。」 数人は口を真一文字に引き締め、ゆっくりドアを閉める。…確率は外れることもある、苦手な分野だしな。 頭のどこかではドヤ顔たっぷりで確率まで計算していたのに全部外れた恥ずかしさにのたうち回っているのに、敢えて大人で冷静なフリして考えないようにした。 本当に誰も来ない?いっそ来ないか? もう一回扉を開けたがやっぱりいない、閉める。露骨なため息。 じゃあ…今からでも英護と会える? 修学旅行の思い出に残るようなめちゃくちゃスケベなえっちでイキ狂わせて貰える!? ニヤ~と口角が緩み、胸の鼓動が弾む。 そこで、まだ絆創膏を剥がしていないことを思い出した。 「あー…」 シャツの隙間から覗くとばっちり可愛い絆創膏が腫れた胸粒を保護している。 さすがに…大人として…おっさんとして…このまま抱かれに行く度胸はない。例え英護は喜んでも私の心はショックを受ける、気づいて良かった危なかった。ベッドの端に腰掛け、シャツの切れ目をはだけさせた。 少し触れるだけでも痛いくらい腫れてしまっているのでまだ水分で若干ふやけているうちに慎重に慎重に剥がす。 「っ、ん…ふ…」 元々開発しすぎて肥大した乳首が赤々と腫れている。今日はもういじらない方が良さそうだ…そう思っても好奇心とは恐ろしい。 ゆっっっくり…ほんのちょーーーっと…チョン…って優しく触れるだけ、確かめるだけ… と右の乳首に人差し指をプルプル震わせながら近づけてみる。スリルと興奮で数人の鼓動は高鳴っていた。
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