えぴ40

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えぴ40

英護が心の底から爽やかな笑みを浮かべてバックから取り出したのは禍々しいリアルな男性器を模したピンク色の物体だった。 ただでさえ誰かのご立派なイチモツと見紛うほどの精巧さなのに、その先端がウインウインと円を描いて動いていれば、はち切れんばかりに欲情した教師の数人と言えど高い声で悲鳴を上げてしまい、思わず目を覆い隠す。 その一部始終を観察した英護は無邪気な笑顔から企みを含む雄の顔に変化する。 耳まで赤くして体ごと「ソレ」から目を背け、生娘のようにプルプル震える数人にニジリ近寄り、お得意の甘い声色で囁く。 「どうしたんスか安堂さん。あんたのためにせっかく買ったんスからよく見てくださいよ。」 余裕を取り繕うが英護も興奮しており、普段より声が1オクターブほど上ずり震えていた。 「や、だぁ…っそんなの、見せないでくれ…」 目を閉じても脳裏に焼き付く。 「アレ」をどのように使うか分からなくても期待するだけで腹の奥底がギュウウッと締まる感覚を覚える。 「ほら、安堂さん。ちゃんと見て。」 ねっとりと甘えた声で囁くが、数人の腕を剥がす力は割としっかり意思を持っていた。 「あ、う…、ぅ…」 目を閉じていれば見なくて済むのに。 本気で抵抗すれば英護は絶対に嫌がることをしない。それも承知した上で… 軽々と好奇心が上回ってしまい、薄く目を開いて見てしまった。 「なんだ、そのっ…卑猥物…!」 「ヒワイブツ、ふふ。ほんとにそうスね。ド淫乱な安堂さんのために1番イイやつを吟味したんスよ?見るだけでも、ね?」 「うぐぐ…」 お堅い教師としての理性…快楽を貪欲に求める本能…決まってる、私の中で勝つのは…っ 「見るだけ、だぞ…。」 快感に決まっている。 心臓がバクバク暴れているのが耳まで聞こえる。メガネの奥で涙が滲み、興奮で頭がクラクラしていてもハッキリと目を向けた。 英護はとても嬉しそうに頭を縦に振る。 「はい!これ値段の割に高性能でして。まずは今見せたグルグルモード。」 卑猥物を持った優しい(はずの)恋人が手元のスイッチを操作すると先ほどと変わらず先端がウインウインと回る。男のカタチをしているのに…先っぽがすごくエロい。 「次は上下モード。角度を変えれば左右もカバー!」 スイッチの切り替えで今度は先端が大きく上下にヘドバンする。あんな角度で充血した粘膜を荒らされたらどんなことになるのか…! 「そしてこれが強振動モード。すっごいブルブルしますね。」 ンブブブブ!と激しい音を立てて卑猥物が小刻みに震える。その勢いの強さは保持した英護の前腕まで振動するほどだ。ああもう、見ちゃいけない…生徒を指導する手本であるべき教師が見てはいけないものなのに…! 「これ、全部スイッチ1つでその角度をキープしたまま止まるんス。安堂さんの大好きな前立腺ぶっ壊すのも余裕スよ?」 「っはあ…はあ、はあ♡」 欲しい。欲しい、欲しくてたまらない。 例えソレが偽物でも。紛い物でも構わない。 自分の求める快楽が満たされるのであれば私は気にしない。疼く尻の奥を気の済むまで暴かれたい…!そんな思いが無意識のうちに体を動かしてしまったらしい。 オモチャを凝視した数人は顎の先にだらしなくヨダレを垂らし、口を開けたまま接近し…
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