えぴ45

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えぴ45

約束通り思いっきり抱いてくれる日もある。 「はーっはーっはーっはー♡」 体液まみれのシーツに指を食い込ませしがみつきながら全裸で尻を突き上げる数人は自分の体重を支える力も抜けてしまい崩れそうになり、メガネはとうの昔に床に落ちていた。 それにしても何度イカされた分からない。 内腿がずっとけいれんし続けているのにまだ欲しい、もっと欲しい。セ○クス中毒の数人の思いがそのまま緩んだ蕾に現れ物欲しそうにヒクヒク疼くところを英護はしっかり見ていた。 「はーーー、安堂さん本当に善すぎっス。」 汗で貼りついた前髪を逞しい前腕でかきあげ、弾むように呼吸する英護はミネラルウォーターを煽り休憩。そのペットボトルを数人にも向けた。 「安堂さん?」 「ん…」 色々体液出しすぎて干からびそうだった。 たとえ間接キスであってもその水分は砂漠で見つけたオアシスに等しい。早く飲みたくて息を切らしながら唇を突き出すと英護が何かを察してくれたらしい。 「もう、しょうがないっスねえ♪」 と楽しそうに言うと一口水を含み、数人にキスをした。 「んーーっ!」 思わずびっくりしてキスしたまま吹き出しそうになったが、意外と水が冷たかったことで冷静になり、頭が理解する前に飲み込んでいた。 「んっくぅ…」 「もっと飲みます?」 まだ唇が触れそうな距離で英護は情欲的な瞳で挑発する。本当は飲みたいけどこれ以上直接キスされたら心臓が持たない。無言の訴えで頭を左右に振る。 「そ?いつでもいってくださいね?ああイッてもいいスからね♪もー次は空イキしそ…」 そうしてペットボトルをサイドテーブルに置いた英護はスキンを装着そのまま熟れた蕾に挿入してしまう。 「んああああ♡…あはああ♡」 入る感覚も、絡み付く粘膜を押し進める圧迫感も、開発されて勃起した前立腺を押し潰される快感も全て感動するほど気持ちいい。 人生、こんなに気持ちいいことがあるなんて知らなかった♡セ○クス気持ちいい、セ○クス最高すぎるんだが♡ 「ふ、安堂さん腰動いてますよー」 「やあああんっ♡」 ぺち、と尻たぶを軽く叩かれることさえ媚肉をキュウウウンッと締め付けてしまう。それが英護の官能を引きずり出してしまうと分かっていても体が言うことを聞いてくれなくて… 「あーヤバ、また元気になっちゃいました。安堂さん寝バックしてもいい?」 「ん、んんんぅ、いいから、イカせてくれっ…♡」 おねだりしながら必死に腰を動かすことに夢中になり背後で英護が舌なめずりしていたなんて気づくはずもなかった。 「あんたが満足するまでツき合うっス…例え出すものがなくなっても♡」 「あ、あっあっ、あ、あーーー!♡」 ぐ、ぐ、ぐと上から体重を掛けられ、ゆっくり尻が、前立腺が押し潰される。この感覚が、この快楽が永続すればいいのに…! 「英護っ…♡もっと…!」 「んー?なあに、安堂さん。」 もっと…もっと! 「セ○クスしてくれ…っ!」 数人の心からの願いに英護は一瞬困惑した表情を浮かべたが…今は肉欲に集中した。 「俺はもう、全部あげますよ。」 「早く、早くっ♡」 彼が1番甘い声で囁いたことも気づかず、数人はふしだらな快楽に溺れ乱れた…。
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