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「気持ちいい…数人さん、えろい数人さん…俺、数人さんの中でイキたい…」
「ま、まま待ってくれ…」
彼に名前を呼ばれるだけで頭の中で乱反射して木霊して頭が、体がおかしくなりそうだった。数人に僅かな理性が残っていなければここでクリスマスを始めてしまう勢いだったが修学旅行待てなかった前科があるためギリギリで思い止まった。
耳まで真っ赤に染めた数人の汗ばむ香りを楽しみつつ英護はクスクス笑う。
「明日までに考えておいてください♡明日の夜に名前で呼んでもいいかどうか。」
「ふー、ふーっ♡」
「か…安堂さんの乳首、イキたくてビンッビンに尖ってる…でも続きは明日、スからね?」
「ん、ん、」
なんとか頷いてみせるが頭の奥は熱でボーッとしていてうっとりしてしまう。
「なんたって初めてのクリスマスっスもんね、いっぱい気持ちいい思い出残しましょ♪」
とうとう欲望を隠さない英護にもたれかからなければ数人は自分の体を支えることも難しくなっていた。
「あ、ああ…。」
楽しみじゃないと言えば嘘になる、いや楽しみで仕方ない。
きっと今年は素敵で最高で、気持ちいいクリスマス。
今日ばかりは早く明日になればいいのにと…
子供のような気分で待ちわびていた。
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