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しかし今日まで…淫乱なのは自分だと思っていた。それだけの自覚が数人にはあった。
だが最近思うところがある。
自分の欲の大きさもあるがそれと同等、いや上回るレベルで英護もドスケベであると。
一体全体どこで覚えたのかさりげないお触りで一瞬にして欲情の火を付けられるほどのテクニシャン。
そろそろまたセ○クスしたい…とちょうど思って洗浄を済ませ、意を決して彼をベッドに誘った夜。不意に彼がもう1つのカバンを開けた。
その中身を見て数人は顔を赤くしたり青くしたり忙しく、どんな反応すればいいのか、心底動揺した。
修学旅行で見せたオモチャは数あるコレクションの「1つだけ」だったらしい。
どこで買ったのか、いやどこに売ってるのか。色とりどりの「それら」はいくら鈍感な数人でも大人のオモチャだと本能で悟るものばかりであった。
カバンの中身を見せてくれた英護は嬉しそうにニコニコしていて、なんでもないように話しかけてきた。
「さて、どれを使いましょうか。どうせ全部使うことになるんスけどね。」
ああ、最高すぎる…。
せっかくナリを潜めていた数人の欲情が再び爆発することとなった。
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