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「ーーーーーっ""♡♡」
英護はチューブの先の方を持ち、ドアノブを回すように絞るとそれはもう、堪えられないほどの絶頂に次ぐ絶頂…射精はしていないが。頭頂部がフローリングを擦るほどのけ反った数人は呼吸のやり方さえ忘れて危うく意識が飛びかけた。
「っっ"あ"あ"あ♡それやだああああっ♡」
「○頭イボイボでぐっちゃぐちゃ捏ねられるの気持ちいいでしょ?」
「ひいいい"い"っ♡ぎもぢいいいいいっ♡」
「じゃあずー…っとしてあげますから…」
「あ"あ"あ"あ"ーーーっ"♡あ"がああーー♡」
感覚がもう、自分の体じゃないようだ。
グツグツと腹の下でマグマが煮え、噴火出来ない腹いせを自分自身に当てている。
毎秒射精出来なかった快感が体の内側をぐるぐる駆け回り、最終的に下腹部に戻って蓄積する。力を入れすぎたのか、白濁の代わりにじょろじょろと別の液体が漏れてる気がするが自分に起こってることじゃないようだ、なんだろう分からない、しにそう多分しぬと思う。
「しんじゃっ…♡えぐっ、ぐずっ…英護、ごめんなさいごめんなさい…っ♡」
どうしたら絶頂を許されるだろうか、口をつく言葉は謝罪ばかりになっていた。
「それじゃ…俺に隠してること、話してくれるって約束してくれますか?」
「う"う"うぅ…する、するからあ"ああっごめんなさい、ごめんなさい…っ」
英護の声がとびきり優しくなるのが余計に感情を狂わせ、ボロボロ泣いてしまう。
「あー…泣いてる数人さんも可愛すぎる…」
「ひぐっ♡ひい"ぃっ♡」
発熱した頬の涙を唇で摘まむようにキスされる感触さえ信じられないほど気持ちいい。
何かっ…漏れちゃいけない、開けちゃいけない何かが溢れそうな…っ♡
「意地悪してごめんなさい…」
そう謝る英護は根元を抑えていた手を離し、両手を使ってチューブをギュッと握ると汁でグショグショのオモチャの先から「ぶぴっ」と空気が漏れたようだった。
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